車用自作ステッカーの作り方

自宅のプリンターで自動車やバイク用のプリントステッカーを自作するには、以下の材料と道具を用意します。

用意するもの
プリンタ 顔料インクジェットまたはカラーレーザーをお勧めします。
染料インクジェットプリンタは紫外線に弱いのであまりお勧めできません。
シール用フィルム
(台紙)
「フィルム」と明記されているものを使いましょう。
通常のシール用の紙ラベルやアート紙は雨風に弱いので屋外では使えません。 ステッカー用台紙と保護用フィルムがセットになったものなども売られています。
UVカットフィルム
(保護用フィルム)
印刷した上に重ねて貼る透明のフィルムです。
紫外線から守るほか、砂ぼこりなどがステッカーにめり込むのを防ぎます。
好みによってマット(光沢なし)やグロス(光沢あり)が選べます。
カッター わりと分厚いものを切るので刃がしっかりしているのものが便利です。
使う前に刃を折っておきましょう。
定規 カッターが接触する面が金属製だとカッターで削ってしまう事がありません。
厚手のものの方が刃がずれにくいです。
あると便利なもの
カッターマット A4サイズぐらいのものがあると便利です。
無ければ適当なダンボールなどをカッターの下に敷いて代用します。
円形カッター 円形のステッカーを切り抜くときに必要になります。
コンパスタイプや計量カップタイプなどいろんなタイプがあります。

カッター刃折り カッターの刃を追って保存する容器です。刃を折るのが億劫になりがちですが、1つあると気軽に刃が折れます。

スキージー UVカットフィルムを密着させるための板です。フェルトなどが付属した柔らかめのものを使用します。無ければ定規などで代用します。

準備

作業をする机の上を片付けます。できれば部屋も掃除します。
糸くずやほこりがあるとステッカーに挟まってしまうことがありますので念入りに。

印刷

当サイトの原画を使用する場合、印刷する画像をPNG形式が扱えるソフト(GIMP PhotoShop等)で開き、高さと幅を指定して印刷します。
印刷する前にプリンタの設定画面で台紙にあった設定を指定します。
プリンタの色補正機能はベタ塗りのステッカーには適さないのでなるべく無効にしておきます。

乾燥

インクジェットプリンタの場合は最低3分は放置して乾燥させます。文書等の印刷に比べインクの量が多いため時間がかかります。縦にぶら下げて干すとホコリを巻き込みにくいです。

UVカットフィルムの準備

このまま貼ると紫外線に弱く、洗うと泥汚れがステッカーにめり込んでしまうので、 それを防ぐために保護用のフィルムを用意します。

UVカットフィルムを折り返しUVカットフィルムを印刷した台紙より3cm程度大きいサイズに切断します。
UVカットフィルムの端を2cmほどはがして台紙部分を折り返し、台紙の折り返した部分を切り取ります。

UVカットフィルムの位置決め

UVカットフィルムを重ねる カッターマット等の台の中央に印刷したフィルムを置きます。
UVカットフィルムの剥がしていない部分を印刷した台紙に重ねて、貼り合わせる位置を決めます。
UVカットフィルムのはがした部分が印刷したステッカーの端から少しはみ出すように貼り付け、シワや歪みが無いか確認します。

貼り合わせ

UVカットフィルム2

UVカットフィルムの台紙をゆっくりはがしながら、はがした部分にスキージー(なければ定規など)を押しあてて印刷したフィルムに圧着します。
スキージーでUVフィルムを押し進めていくイメージでゆっくり進ませます。

仕上げ

スキージーを往復させてUVカットフィルムを印刷した台紙になじませます。あまり強くこすると表面に傷が付くので、上から押さえるつもりでこまめに押し付けます。空気が入ってしまったときは、針などで小さな穴を開けて空気を逃がします。

切り抜き

カッターマットにUVカットフィルムで固定された状態のまま、カッターで最終的な形に切り抜きます。

長方形

長方形

印刷用データにはこんな感じで周囲に黒い線でトンボがついています。
定規とカッターを使って赤い点線部分を切り抜きます。 角丸付きの場合はその後に角をはさみで丸く切り抜きます。
はさみは動かさず、ステッカーの方を回転させるときれいに切れます。

楕円形

カッターマットからはがし、はさみで切り抜きます。
はじめに1cmほど大きく切っておくと作業がやりやすくなります。
多少形が歪んでもバレにくいです。

円形

はさみできれいに切り抜くには熟練が必要です。円を切るためのカッター(¥500~)をおすすめします。
正確に中心を決めるには図のように4箇所穴を開けて裏返して裏面に中心を示す印を書きます。
1回で切り抜こうとせず3~4回転させてゆっくり切ると失敗しません。

円形

貼り付け

自動車やバイクに貼りつけます。
UVカットフィルムの貼り合わせと同じ要領で台紙を一部だけはがして仮に貼り付け、位置が決まったら台紙を全てはがすときれいに貼れます。

ヘルメットなどの曲面に貼る時はドライヤーなどで加熱しながら貼ると多少は良くできますが あまり大きなものは浮いてしまいます。 あきらめて分割や縮小などを考えましょう。